AIの現在地振り返り
どうもです。ナオさんです。
IT屋さんや、オーガニックの八百屋をしてます。
IT業界、今年はAIの情報が熱かったですね。
ChatGPTの登場により、AIに関するニュースも増えてきました。
我々も無料で触れるAIがありますので、プライベートでも利用が出来るので、誰しも少なからず興味を持つところですよね。
どんどん進化していくであろうAI、どこまで進化していくかどんな未来を描いてくれるのか、今この瞬間においては世界の誰も正解を知らないです。
ゆえに、AI禁止なんて海外のニュースも目にします。
どうなっていくのかは別にして、今現在のAIはどうなのか、そこは知っておいて損は無いと思うんです。
そんなわけで、2023年冬、AIの現在地を振り返ります。
Q1.AIって何?
AIそれ自体は「人工知能」のことです。
人工知能と呼ばれる、いわゆるパソコンのお化けみたいなものが、人間の知能を模倣する技術や仕組みを指します。
Q2.AIって現時点でどの程度の知能なの?
GPT-4であれば、日本の医師国家試験が合格できる程度の知能を持っていると言われています。
つまりある特定の分野においては、十分に頭が良い(秀才ですね)と言えるレベルになります。
Q3.AIってどうやって賢くなるの?
もちろんブラックボックスなところもあるだろうと思いますが、現在は、機械学習、ディープラーニング、自然言語処理、専門的な知識の組み込み、問題解決のための論理的なルールのプログラミングを用いて学んでいるそうです。
検索で使うGoogle、我々は沢山のデータから検索して望んだ解答を導き出します。AIも原則は同じで、大量のデータを学習することで、一部間違ったデータも集合知でクリーニングされるため、より正確なデータが得られる。毎日沢山の情報を食べて賢くなる進め方です。
Q4.どのぐらいの速度で賢くなっているの?
成長スピードを仮にChatGPTを例にすると、各バージョンとその登場年、そしてパラーメータの数は以下です。
ちなみに、パラメータというのは人で例えるなら情報を伝達するシナプスの数です。
梅干しを思い浮かべた際に、酸っぱいって思いついたり、まだ冷蔵庫にあるって思いついたり、梅干し嫌いの外国人友達を思い浮かべたり、これら情報の繋がりがシナプスですね。
GPT-1 2018年 1.7億
GPT-3 2020年 1,750億(2年で約1000倍)
GPT-4 2023年 100兆(3年で約5.7億倍)
人間のシナプスの数って、120兆個程度といわれてます。
パラメーターの数での比較ですが、まもなく人を超えると言われています。
Q5.AIは危険じゃないの?
正解をいう前に、1つお話しをさせてください・・・
2003年頃にインターネットが世の中で使われだした頃、中学生のお兄ちゃんが小学生の妹をバットで殴る事件があったのね。
その原因というのが、たまたまインターネットで殺人サイトを見て、バットで殴ったらどうなるかと思いやったというショッキングな事件。
連日テレビではそのニュースが持ち出され、インターネットは危険だから使わせるべきじゃないとそんな議論が大半でした。
その当時は、今ほどインターネットが認知されていなかったので、とにかくリスクを排除するために子供にインターネットは使わせない、そんな風潮でした。
私は、こんな学びの場、成長の場が無くなるのは、子供たちにとってマイナスでしかないと思い、当時閲覧サイトを制限できるフリーソフトを出しました。
対応OAを見ると歴史を感じるね。当時、ベクターさんに載せて戴きました。
https://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se313783.html
何が言いたいかというと、インターネットの出始めと、AIの出始めが一緒の扱いだなと。
ようは使い方によって、成長の糧や飯の糧として使える人もいれば、悪いことを考えるツールとする人もいる。
結局は道具なので、使う側に委ねられるってことだよね。
車を運転して、人を避けて走るのか、突っ込んでしまうのか。
包丁を手に取り、野菜や魚を切るのか、別の何かに刺すのか。
AIは危険じゃないかというご指摘に対しては、現時点においては使う人に依存し、安全にも危険にもなりうる。
そんな認識です。
あらためてもう1つ深堀しても良いかもですね。
またの機会に!
それでは現場に戻ります。
どうぞ宜しくお願いします!
この記事を書いた人
- 栃木県宇都宮市出身、栃木県と港区のダブルプレイス。RocketwebというIT企業を栃木県で、cocochiyaというオーガニックの八百屋を目黒区自由が丘で、それぞれ運営している笑顔好きな人。
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