理解して貰うための工夫

どうもです
田舎IT社長ナオヒトです
知り合いからは「ナオさん」と呼ばれてます

私と一緒に仕事している方は
皆さんご存知なんだけど

私は絵に描いたような
コミュニケーション下手なのね

それは良いとして
厄介なのは
コミュニケーション下手に見えないこと

ほんと昔っから
そこそこちゃんとして見られるんだよ
これが誤解を招くのさ

それこそ芸術家のような
異彩でも放ってくれていれば
「まぁ~、仕方ない」とかあるじゃない?

ところが
そこそこニコニコしていて
今となっては
もういい歳のサラリーマン風なわけよ

そのくせ
これがコミュニケーション下手って
周りからすると触りにくい
ただただ面倒な大人ってわけ

普通に見えるんだから
普通に振舞えよってなるわけで
でも無理です
#無理なものは無理だよね

んで無理無理と言いまくる
そんな無駄なことをしたいのではなく
ここからが本題です

自分の思いをうまく伝えないと
相手に理解して貰えないし
ましてや動いてくれないよね?

以前、脳科学者さんの話しを聞いて
なるほどと思ったので
ちょいと共有です

1)認知負荷を下げる工夫

例えば友人数人と時間を過ごしていて
「今日の夕飯どうする?」なんて時あるじゃない?
聞いて貰えるのは嬉しいのだけど
それが毎回になると「イラッ」ってするよね?

何で選択権を貰えてるのに
苛立ちが発生するのか?
脳が疲れを感じるから
なんだそうです

この返答には
脳を使うので脳に負荷が掛かる
これが「認知負荷」です

仕事に落とし込むと
我々が日頃作る提案書や報告書
メール文面と同じこと

「提案書は1枚にまとめろ」とか
「一言で説明して」なんてあるよね?

分かりやすく伝えることが
相手の認知負荷の軽減に繋がるわけさ
それが出来てないと怒られたりする

2)満足感を与える工夫

ちょっと矛盾も孕むけど
「負荷を下げたい」と思う反面
「自分の意識で決めたい」とも思う
人間の脳とは我がままらしいよ?
ほど良い負荷を望んでたりする

有名な事例が「募金を増やす実験」です
以下の言葉で、沢山募金されるのはどれでしょう?
・真心の募金をお願いします
・貴方の行動が世界を変えます
・300円の寄付をお願いします
・10円でも良いので寄付してください

正解は「10円でも良いので寄付してください」
このぐらいなら募金しても良いかと思わせる
少しのことで「人助けが出来た」と思わることが
喜びに繋がるそう

少額なので
決断までのハードルも低く
これが満足感を生み出す

3)ものまねニューロンを使う工夫

脳には、ミラーニューロンという神経細胞があり
他人の行動を見るだけで、同じ行動をした気になる
「共感脳」なんて呼ばれたりもする

映画やドラマの殺人シーン
犯人に追い駆けられる場面で
何でドキドキするのかがコレだよね

それこそドキドキする場面で
「実際は映画館で観てるし」とか
「テレビの前でゴロゴロしてる」なんて
我に返ってしまったら
ドラマや映画の楽しみってほぼゼロです
#ドラマや映画を見る人は居なくなる

つまりシンプルにして
行動を見せたり、思いを伝えると
共感を獲得しやすいらしい

親しみを持って貰えるって
とっても嬉しいよね

まとめ)

何でもかんでも
この方法が使える訳でも無いけど

日々の人とのやり取りの中で
分かりやすく伝えることと
少しの負荷を掛けること
そして思いを伝えること

こんなところを意識すると
口下手でも
そこそこ話しを聞いて頂けます

門前払いは
もちろん仕方ないけどね
#そんな時もあるさ

それでは現場に戻ります
次回もどうぞ宜しくお願いします

この記事を書いた人

ナオさん
ナオさんceo
栃木県宇都宮市出身、栃木県と港区のダブルプレイス。RocketwebというIT企業を栃木県で、cocochiyaというオーガニックの八百屋を目黒区自由が丘で、それぞれ運営している笑顔好きな人。