AIが手を出し難い領域

どうもです
田舎IT社長ナオヒトです
周囲からはナオさんと呼ばれてます

客先でトラブルがあり
その対応をどうしたら良いか
そんな相談を受けたのね

私からしたら何てこと無い
簡単なアドバイスに対し
凄く感謝してくれていて嬉しい

んで
感謝の要因は何か
そんな考察をしてみた

共に考え、共に解決していく
伴走型で伝えたからだと
そんな結論に至った

この問題を解決したいなら
手っ取り早いのは
正解を教えて終わりなんだけど

今後はこの手の問題を
解決できた方が良いので
一緒に解き方を共有して
解決へ向かっていきました

前者は早く終息できる
後者は時間は掛かるけど
次回の負荷は軽減できる

教えてしまえば
次は楽が出来ます
#私はちょっとズルイ人です

さてさて

AIがますます普及して
便利な世界になって
単純作業が消えて無くなる世界では

多くの方の
お仕事が消滅する
そんな話しが飛び交います

そんな話しをすると
自身の作業を
単純作業みたいに捉えがちの
そんな仕事をしている人達は

俺たちはどうなるんだと
途端に右往左往します

でも実際は
そんな簡単じゃないと
そんな風に考えてます

単純そうな作業と
単純そうに見える作業は
本質的に別物です

一見すると
単純そうに見える作業でも
何か人間ならではの要素が絡まっていると
AIに置き換えにくい

例えば
地域医療連携で
病院なんて視察していると

年配の患者さんは
先生に痛いことを伝えに来ていて
それを伝えることが目的の方が
結構、多いことに気が付きます

病気云々による不調も
もちろんあると思いますが
衰えで痛みが出ることも
もちろんあるのでしょう

この辛さ
この大変さ
そういうことを共有したい
そんな場でもありました

そんな環境では
正確な診断を下せるAIは
微塵も求めてなくて

湿布薬を沢山くれて
患部を頑張って行こうねぇ~って
スリスリ擦ってくれる
そんな先生や看護師さんが求められます

中には笑いながら
悪態をつく看護師さんなんかもいて
掛け合いの漫才みたいところも
また良いのです

教育業界でも
同じことが言えます

平安京は
何年に作られたか

泣くよウグイス(794年)なんてのは
Google先生に聞けば良いもので
もはや覚える意味があるのか悩ましい

正解だけを伝える教員や
正論をかざすだけの予備校講師は
それこそAIで十分だ

一方で
どうしたらその正解を導き出せるのか
この問題の解き方のポイントを示すだけではなく
その子と共に、悩み、共に解決していく

そういう
人ならではの部分を取りにいけば
教員も塾講師も仕事は無くならない

うちのスタッフさんにも
日頃から声を掛けているのは
人間らしくいること

お客様の
心の機微を感じることを
意識するようお願いしてます

システム自体は
より効率的に出来る仕組みが
ますます発展していくと思いますが

お仕事を出す人
決裁権を持つ人は
以前として人だからです

システムを作る
運用の面倒を見る
データを入力する

いろんな仕事がありますが
我々が重きを置くのは
パソコンやコンピュータじゃなく
そのお仕事に関わる人です

AIは確かに凄いし
もっともっと凄くなっていきます
それは間違いない

でもね
私ほどお客様を大切に思う
そんなAIには今だ出会ってません

そんなの当たり前だけどね
さて今日も

AIから逃げ切りましょうかね

それでは現場に戻ります
引き続きどうぞ宜しくお願いします

この記事を書いた人

ナオさん
ナオさんceo
栃木県宇都宮市出身、栃木県と港区のダブルプレイス。RocketwebというIT企業を栃木県で、cocochiyaというオーガニックの八百屋を目黒区自由が丘で、それぞれ運営している笑顔好きな人。

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